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■ テロリズムと核軍縮
核軍縮・議員ネットワーク(PNND)の新着情報のページは、国連軍縮会議での声明文など、軍縮問題に関するさまざまな情報を提供しています。現在、「テロリズムと核軍縮」をテーマに、10の論文、声明文などがホームページ上で紹介されており(英語のみ)、以下はその中の2つをピースデポが日本語に訳したものです。
テロリズムと核軍縮に関する国連の諸声明(2001.9.27)
a)コフィ・アナン事務総長
事務総長は、2001年9月17日の国際原子力機関(IAEA)の会議で、核軍縮における前進は米国におけるテロ攻撃の後、さらにその重要性を増した、と述べる。
国連事務総長コフィ・アナンは、9月17日の第45回IAEA総会に向けたメッセージの中で次のように語った:
「核不拡散と核軍縮の分野での前進は、先週の米国への非道極まりないテロリストによる攻撃を受け、今まで以上に重要なものとなった。昨年、核不拡散条約(NPT)締約国は、この挑戦は中途半端な手段では打ち勝つことができないものであると合意した。実際、締約国は、『核兵器の完全廃棄こそ、その使用や威嚇を阻止する唯一の絶対的な保証である』と結論づけた。
残念なことに、核不拡散、核軍縮または核削減を目的とした幾つかの重要な条約が、今だ発効待ちの状態である。国際社会が、すでに行われている契約を履行するための努力を継続し、核軍縮を出来るだけ早急に達成するための方法と手段を、さらに特定することがきわめて重要である。
将来を見すえれば、核物質の物理的な防護の水準を上げ、核物質や他の放射性物質の不法取引を摘発し対応する能力を改善し、テロや破壊行為に対する施設の防護を高めるために、広い国際的な協力が不可欠であることは明白である。もう一つ根本的に重要な問題は、世界中で核の安全性を高めることである。」
英語の全文は以下のサイトにある。
http://www.wagingpeace.org/terrorism/010917annan.htm
b.ジャヤンタ・ダナパラ国連事務次長
2001年9月19日水曜日
9月19日、国連高官、テロ攻撃は核軍縮の必要性を高める、と語る。
国連の軍縮担当最高責任者によれば、9月11日に起きたテロリストによる米国への攻撃は、世界中の保有核兵器を削減する必要性を強調するものである。
「この状況は、実際よりももっとひどいものになっていたかも知れない、という事実に、私たちは気づく必要があります。…たとえば、あのテロリストたちが大量破壊兵器を使ったとしたら、と考えてみて下さい。」
国連事務次長ジャヤンタ・ダナパラは、収録が行われたばかりのテレビ番組「ワールド・クロニクル」での記者の質問に答えてこう述べた。国連テレビ制作のこの30分の円卓会議番組は来週放送局に配給される。
「我々はテロリストの手に渡る可能性のある大量破壊兵器を削減しなければなりません」とダナパラ氏は語った。「我々はテロリストたちに、現時点で彼らが持っている以上の道具を与えたくないのです。」
事務次長は、また、「規範を設定し、我々、文明社会に、それらの法の名において行動する倫理的権利を与える」ような国際的な反テロ条約の重要性を強調した。
ダナパラ氏は、破壊的なテロ攻撃に対してとりうる対応として、国連憲章は武力の行使を排除してはいないと述べた。「我々は、武器の存在しない、理想的なユートピア的世界の話をしているのではない」と、彼は第7章で国際的な平和と安全保障という集団的な利益を守る権利が論じられており、51条では各国の自衛権について書かれていることを指摘しながら,国連憲章の考え方を語った。「これら両方に、使うべき武器が明らかに必要となる。」
「明らかに、これは安全保障理事会が理想的には検討すべき問題である」と彼は強調した。「もしこのテロという卑劣な行為の責任者、あるいは責任者たちが確定できれば、行動がとられることになるであろう。」
連絡先:国連軍縮局 (UN Department of Disarmament Affairs)
United Nations, #3194a
New York, NY 10017, USA
電話:212 963 1570 または212 963 5537
Fax: 212 963 5060
Randy Rydell (ダナパラ事務次長補佐)rydell@un.org
▲その他の文献はPNNDのホームページ(英語)でご覧になれます。
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