■「核兵器・核実験モニター」201・2号発行


今年も希望の種を届けます。 ---田巻一彦


◆日本の防衛政策の大きな転換点
ミサイル防衛は専守防衛か---問われるグローバル・ビジョン (梅林宏道)

 昨年12月19日、政府は弾道ミサイル防衛システムの導入を決定しました。この大規模システムの挿入決定は、日本の将来の安全保障政策全体に関わる問題です。その中には、重要な原理的問題と重要な現実的問題が絡み合って含まれています。(1)協調的安保の観点、(2)技術・費用の観点、などです。筆者の立場は結論として「ノー」であるが、しっかりとしたビジョンに基づいて、原理的かつ現実的に議論することが問われています。
 今回は、東北アジア地域の協調的安全保障との関係において、ミサイル防衛が現状では専守防衛政策に合致しないことを明らかにします。

  • <資料1>弾道ミサイル防衛システムの整備等について(平成15年12月19日)抜粋
    <資料2>内閣官房長官談話(平成15年12月19日)全文
  • <資料3>民主党マニフェスト(2003年10月20日)におけるミサイル防衛に関する部分
  • <資料4>民主党談話(2003年12月19日)弾道ミサイル防衛の導入について

◆イラク派兵
自衛隊と自衛官の法的地位はどうなるのか


 イラクへ派兵された自衛隊と自衛官がどのような法的地位におかれるのか、そして、そこに自衛官や派兵先の市民の人権と法の支配との関係におけるどのような問題が潜在しているのかということについては、断片的にしか論じらていない。入手可能な二つの公文書を手がかりに、この問題を考えます。
  • <資料1>連合国暫定当局第17号
    連合国、外国連絡代表部及びこれら人員並びに契約者の法的地位(全文訳)
  • <資料2>クウェート国における日本国の自衛隊等の地位に関する日本国政府とクウェート国政府との間の交換公文(本文・抄)


◆小型核兵器の研究解禁
 米政府、「この機会を逃がすな」

 米エネルギー省・国家核安全保障局(NNSA)のブルックス局長が、核兵器の研究開発を行っている3つの国立研究所にあてた覚書を全訳しました。


小型核兵器をめぐる国会討議

 小型核兵器の研究開発禁止条項の撤廃を盛り込んだ2004会計年度米国防認可法の成立を受け、第158回特別国会ならびに閉会中の衆院イラク支援特別委員会と参院外交防衛委員会において、小型核問題に関す答弁が行われました。国会議事録からそれぞれの答弁の一部を抜粋しました。


◆新アジェンダ決議、日本決議など、本会議で採択



◆ビキニ水爆被災50周年に寄せて
自由連合協定に見るマーシャル諸島共和国の今
  ---ミサイル基地と核実験補償
 (竹峰誠一郎)

  • ビキニ水爆被災50周年研究集会をピースデポ総会記念イベントとして2月21日(土)に開催します。
  • 時間:13::30〜17:30
  • 場所:日本青年館(会議室503)http://www.nippon-seinenkan.or.jp/
  • 1部:マーシャル諸島現地報告
    メアリー・シルク(マーシャル諸島短期大学研究所所長)
    中原聖乃(神戸大学大学院総合人間科学研究科)
    竹峰誠一郎(早稲田大学大学院アジア太平洋研究科)
  • 2部:パネル討論「ビキニ水爆被災が問いかけるもの」
    司会・コーディネーター:豊崎博光



●今年のピースデポ総会は、2月22日(日)、青山「こどもの城」で開催します。
  • 時間:13時(受付)、13:30〜16:00
  • 地域ポスト会議:10:00〜11:30
  • 会場:東京都渋谷区神宮前5丁目53−1(JR渋谷駅から徒歩10分。国連大学隣。)
  • http://www.kodomono-shiro.or.jp/access/index.html
 ピースデポ総会はどなたでも参加できます。今回は初の東京での開催となります。首都圏在住の会員の方はぜひご参加ください。明日のピースデポの活動をみなさんも一緒に議論しましょう。




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