■「核兵器・核実験モニター」211号発行


◆米軍の世界的再編
「嫌がられる所に配備しない(ラムズフェルド国防長官)

米議会は国内基地閉鎖に抵抗強める
日本政府には自主外交不在


 これまで本誌200号においては、米軍の世界的な再編について米戦略から見た背景や、これに関係する米国内における三つの政治過程を説明し、203号では、その後の動きについて説明してきました。現在、米軍のこの動きは「世界態勢見直し(GPR=グローバル・ポスチャー・レビュー)」と呼ばれ、広く認識されるようになっています。現在、米国議会は2005会計年(2004年10月1日からの1年)の国防政策を審議していますが、GPRはその中でもキーワードとして頻繁に登場します。ここではGPRの現状、とりわけ在日米軍に関係する側面と、激しく起こっている米議会における論争について紹介する。
  • 3つの政治過程
  • 「見直し委員会」廃止か
  • 新体制の4原則
  • 進む態勢
<>過剰とされる地域の米軍基地---米軍の主要な海外配備を表にまとめました。



◆米海軍の21世紀型原子力空母
CVN21の建造準備契約

 5月21日にまだ名前のない米海軍の21世紀型空母−CVN21−の建設準備契約が、米海軍とノースロップ・グランマン社のニューポートニューズ造船所の間で成立しました。2005年度の米議会審議の中で、このCVN21に関する情報がかなり出てきたので箇条書きで紹介します。



検証■有事7法案B
日本のミサイル防衛は米国のミサイル基地攻撃と一体
---防衛研究所「東アジア戦略概観2004」が描く「先制攻撃戦略の従属変数」としての日本の防衛---
  • 「抑止」への信仰が引き寄せる「予防攻撃」の誘惑
  • ミサイル防衛は専守防衛兵器か?
  • 米の先制攻撃戦略への従属変数からの脱却を
<資料>東アジア戦略概観2004(防衛庁防衛研究所編 3月26日発行)
      第8章 有事関連法制、イラク復興支援、大量破壊兵器への対処
      2.WMD及びミサイルに対する日本の安全保障政策(抜粋、一部要約)



◆資料
「不拡散」国連安保理決議(タイトルは編集部)
S/RES/1540(2004)
2004年4月28日決議1540(2004)

 4月28日に「核・化学・生物兵器とその運搬手段の国家以外への主体への拡散」を阻止するための安保理決議が、修正を経たのちに全会一致で採択されました。その全訳を掲載しました。



◆米、未臨界実験「アーマンド」を実施
 2004年5月25日、米、エネルギー省・国家核安全保障管理局(NNSA)は、ネバダ核実験場において、通算21回目、ブッシュ政権下では8回目となる未臨界実験「アーマンド」を実施しました。


◆図:ニューヨークのマンハッタンに広島級の原爆の被害範囲円を重ねた図



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