■「核兵器・核実験モニター」248号発行



◆原子力空母のウソを暴く

 原子力空母の能力は通常艦と同じでコストは遥かに高い
  横須賀母港化は困難で高くつく
   --98年「GAO報告書」--

 米国防総省は、12月3日、キティホークの後継として横須賀に配備される原子力空母がジョージワシントンであることを正式に発表しました。日本政府は、原子力空母の配備合意を合理化しようとしていますが、原子力空母の能力やコストパフォーマンス、さらには横須賀母港化の妥当性については、米国内でも疑問視する声があり、論争はまだ決着していないことを、98年の米会計検査院(GAO)の報告書に基づき明らかにしていきます。



【解説】東シナ海ガス田への視座
    中国は自制している

 東シナ海で中国がガス田を開発していることに関して、日本と中国の間で利害が対立し、緊張が続いています。今のところ、両国政府は平和的解決をめざして交渉を継続しています。しかし、両国とも制御のできないナショナリズムに火がつく国内事情を持っており、両国間の火種として注視しなければなりません。冷静内議論を持続させるための心ある市民の努力がきわめて重要です。ピースデポでは、この問題に関心を持ち、12月9日に海洋政治学が専門の津留康子(学芸大学)さんと、国際法が専門であり中国人の孫占坤(明治学院大学)さんを講師に招き講座を持った。それを基礎に問題点を整理しました。
  • 東シナ海ガス田問題の経過(03年8月〜05年12月1日)


◆イラン核問題をめぐる動き
  対イラン戦略で綱引きする米・露・EU3

 イランの核開発問題をめぐる外交上の駆け引きが続いています。2002年8月のイラン反体制組織による暴露をきっかけに国際的注目を集めたイラン核問題は、核開発の意図を否定し、「原子力平和利用」を一貫して主張するイランと、その真意を疑問視し、懸念を強める国際社会との対立構造を保ちながら今日に至っています。これまでの経過をまとめました。



◆国連総会、日本決議・NAC決議を採択

 12月8日、第60回国連総会本会議において、核軍縮関連の決議案に対する投票が行われました。日本政府が提出した決議案と新アジェンダ連合提出の決議案に対する各国の投票行動を一覧表にしました。
  • <表>国連総会本会議での投票結果


【連載】 
いま語る---4
  伝えたいことに、あなた自身が「感動」できていますか?  宮島達男さん(造形美術家)



●ご案内●
 ピースデポ・ワーキング・ペーパー(PDWP)の第1号が出ました。

 ピースデポの調査や提案の作業が、多少まとまった段階で「ワーキング・ペーパー」として出版し、多くの人が利用したり、引用したりし易くしようという計画が以前からありました。やっとその第1号ができましたのでお知らせします。
 英語の場合と日本語の場合がありますが、第1号は英語となりました。

 Peace Depot Working Paper No.1 E
 A Model Treaty on the Northeast Asia Nuclear-Weapon-Free Zone

 Contents
  A Model Treaty and Notes
  Proposal on a Three plus Three Model by Hiromichi Umebayashi
  
  Comments:
   A Chinese Perspective by Dingli Shen
   A Mongolian Perspective by Ambassador J. Enkhsaikhan
   A Korean Perspective by Wooksik Cheong

 ★A4、30ページ
 ★頒価:500円(送料別)
 ご希望の方はピースデポ事務所まで。




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