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■「核兵器・核実験モニター」249・50号発行 2006年頭にあたり <宇宙のオアシス=地球>を意識しながら、平和の構築へ ピースデポ理事 湯浅一郎 ◆グローバル・ストライク 形を見せ始めた米新戦略 対テロ戦争と核抑止力を一体化 梅林宏道 ブッシュ政権の新戦略として2002年、米国の「核態勢見直し(NPR)」において打ち出された新しい戦略三本柱(トライアド)の頂点にある「非核およ び核攻撃能力」こそが、いまグローバル・ストライクという名において、具体的な形を見せ始めているものです。米国の戦略軍が、冷戦時代とは様変わりしたも のになっていることは、ピースデポのイアブック「核軍縮・平和2005」の冒頭・概観に紹介しました。グローバル・ストライクはそのような戦略軍の新任務 の一つになっています。2005年12月1日、戦略軍は記者発表を行い、グローバル・ストライクを担う「宇宙及びグローバル・ストライク(SGS)」統合 機能部門司令部(JFCC)が11月18日に初期作戦能力(IOC)を達成したと発表しました。対テロ戦争と核抑止力を一体化したこの核戦略の現状を概観 します。 ◆根強い米国の核兵器保有の意志 信頼性代替弾頭(RRW)計画に注目しよう イランの核開発問題をめぐる外交上の駆け引きが続いています。2002年8月のイラン反体制組織による暴露をきっかけに国際的注目を集めたイラン核問題 は、核開発の意図を否定し、「原子力平和利用」を一貫して主張するイランと、その真意を疑問視し、懸念を強める国際社会との対立構造を保ちながら今日に 至っています。これまでの経過をまとめました。
◆通常空母ジョン・F・ケネディ 米議会が艦齢延長を決定 2006年1月6日、ブッシュ大統領は、米議会上下両院会議が合意して成立させた06年国防認可法(HR1815)に署名して、同法は公法109- 163となりました。この法律は、横須賀への原子力空母の母港化に反対する立場からは、きわめて重要な内容を含んでいます。米議会は、海軍の計画に反対 し、今回の法律によって空母12隻体制の維持を命じ、ケネディの関連延長工事費用の支出を承認しました。結果として、横須賀にはキティホークの後継艦とし てケネディの選択肢が残されることになります。ケネディの艦齢は2018年まで延びるとされます。 上下両院の妥協の経過を示すために、両院会議報告の関連部分(資料1)と最終的な国防認可法第126節(資料2)を訳出しました。
◆イランと核問題に関する議員と市民社会のアピール 「イラン危機の平和的解決、中東の非核化、及び核兵器の先制不使用」 イランの核兵器開発をめぐtって軍事攻撃が行われる危惧が高まっています。トルコやドイツの報道が、米国によるイラン攻撃の可能性を報じました。一方 で、イラン新政権はイスラエルに対する敵意をエスカレートさせています。このような状況を受けて、各国国会議員と市民社会の代表は声明文を用意し、国会議 員や市民社会の代表たちの間に署名者を広げています。 英文はPNNDのURL(http://www.gsinstitute.org/pnnd/ParliamentariansIranNukes.htm)にあります。集約は、オーストラリアのfoesyd4@ihug.com.au が行っています。 【連載エッセイ 6】 被爆地の一角から 土山秀夫 悲観論を打ち破ろう ◆2006年核軍縮カレンダー ●ご案内● 第7回ピースデポ総会
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