【特集】第11回NPT再検討会議:各国の一般演説・国別報告書(2026年3月2日~5月8日)

第11回核不拡散条約(NPT)再検討会議が、2026年4月27日〜5月22日にニューヨークの国連本部で開催されています。2015年、2022年に続き、今回も最終文書が不採択となれば「3回連続の決裂」となり、NPT体制の実効性と信頼性は大きく揺らぎかねません。何としても合意形成が必要な局面です。

しかし、国際社会の分断は深刻を極めています。ウクライナ侵攻やガザ攻撃が泥沼化する中、米国とイスラエルは、2025年6月のイラン核施設攻撃に続き、2026年2月から再度イランに軍事攻撃を仕掛けました。4月8日からの停戦後も緊張は続いており、世界の分裂はかつてないほど深まっています。

こうした危機的状況だからこそ、本会議を通じて各国が核不拡散・核軍縮の基本合意を再確認することには大きな意義があります。当ウェブサイトでは、議論の趨勢を捉えるため、各国の一般演説や国別報告書の抜粋を訳出して紹介します。

写真出典 左:国連HP 右:国連HP

2026年3月2日~5月8日の重要文書

NPT再検討会議 冒頭発言・一般演説
●2026年4月27日(月)
【国連】国連事務総長による核不拡散条約(NPT)再検討会議 冒頭発言
【フランス】大臣による声明
【韓国】大韓民国戦略・情報担当次官ヨンドゥ・チョン閣下による国別声明
【日本】国光文乃外務副大臣による、核不拡散条約(NPT)再検討会議における一般演説
【英国】NPT再検討会議についての国連総会会合における、英国欧州・北米・海外領土担当大臣スティーブン・ドーティ議員の声明
【パレスチナ】NPT再検討会議一般討論におけるリヤード・マンスール・パレスチナ代表の声明
●2026年4月29日(水)
【中国】中華人民共和国外務省軍備管理司長・孫暁波による、核不拡散条約第11回再検討会議一般討論における発言

【ロシア】ロシア連邦代表団長、アンドレイ・ベロウソフ特命大使による、核不拡散条約第11回再検討会議一般討論における発言
【米国】アメリカ合衆国によるNPT再検討会議における発言 米国務省軍備管理・不拡散局クリストファー・ヨー次官補による発言
【イラン】NPT再検討会議一般討論におけるイラン代表の声明

NPT再検討会議 国別報告書
●2026年3月2日(月)ロシア
2026年3月3日(火) 日本
2026年3月16日(月)英国
2026年3月18日(水)イラン:NPT第6条の履行
●2026年3月18日(水)イラン:中東非核兵器地帯の設立
●2026年4月17日(金)中国
●2026年4月21日(土)フランス
●2026年4月24日(金)米国
●2026年4月28日(火)韓国

【参加者募集】6月6日(土)開催:第1回「脱軍備・平和ダイアログ」(対面/オンライン併用)

ピースデポでは、今年度(2026年度)より、政策コミュニティや専門家と市民社会が気軽に、そして自由に語り合う場として新たに「脱軍備・平和ダイアログ」を開催することにいたしました。

講演は短めにし、気楽に自由に意見交換を行える場としたいと思っておりますので、どうぞお気軽にご参加ください。皆様のご参加を心よりお待ちしております。

2026年度 第1回「脱軍備・平和ダイアログ」開催概要
日時:2026年6月6日(土)14:00 ~ 16:00
テーマ:戦争を避ける道筋を考える
話題提供:柳沢 協二 氏(元内閣官房副長官補)
モデレーター:高原 孝生 氏(明治学院大学名誉教授)
開催方式:対面 / オンライン併用

【会場参加の場合】
会場:横浜市 港北公会堂 2号会議室
(〒222-0032 横浜市港北区大豆戸町26-1)
アクセス:東急東横線「大倉山駅」下車 徒歩7分

【参加費】
受講料:1,000円
学生・大学院生:無料

 ■ お申し込み方法
以下の Googleフォームより必要事項をご入力の上、お申し込みください。
お申し込み用URLhttps://forms.gle/AJvwkDWkAGHY6XfC8

 ■ 主催・お問い合わせ
特定非営利活動法人 ピースデポ**
お電話:045-633-1796(担当:渡辺)
メール:watanabeyosuke@peacedepot.org

2026年度「脱軍備・平和ダイアログ」は全6回(うち2回はタイムリーな話題の特別講演)を予定しています。
今年度全体の講師陣が確定しましたら、改めてご案内します。