〈イスラエル・米国 vs イラン〉戦争 緊急特設ページ(2026年3月28日~4月17日)

〈イスラエル・米国 vs イラン〉戦争 緊急特設ページ(2026年3月28日~4月17日)

2月28日に米国とイスラエルが開始した対イラン戦争は、パキスタンの仲介により、4月8日、2週間の停戦合意に至りました。その直後、イスラエルはレバノンに対する過去最大の空爆を実行し、米国はイスラエルのレバノン攻撃が停戦合意に含まれないとする立場を明確にしました。この事態を受け、パキスタン政府は停戦合意を維持するために集中的な外交努力を行い、4月11日には、米国のヴァンス副大統領とイランのガリバフ国会議長らによるイスラマバードでの協議を実現しましたが、合意には至らず、トランプ大統領はホルムズ海峡の「逆封鎖」を宣言しました。また、米国の仲介により4月17日にはレバノン・イスラエル間の停戦が別途合意されましたが、この合意は、紛争当事者であるヒズブッラーが関与しておらず、また、イスラエルはレバノン南部の広範な地域を占領したままであるため、極めて不安定な状況にあります。

本緊急特設ページは、「脱軍備・平和モニター」の立ち上げプロジェクトとして7週間にわたり〈イスラエル・米国 vs イラン〉戦争をフォローしてきたが、今回で一区切りとします。今後は、3週間毎に①多国間不拡散体制、②核兵器国の動向、③朝鮮半島情勢、④中東・イラン情勢、⑤日本の安全保障問題、の5分野を中心としたモニターを行い、その中で、イラン情勢についても引き続き、フォローしていきます。引き続き、「脱軍備・平和モニター」への注目をよろしくお願いいたします。

緊急特設ページ(2026年2月28日~3月13日)はこちら
緊急特設ページ(2026年3月14日~3月27日)はこちら

写真出典 左:ホワイトハウスHP 右:イラン大統領府HP

3月28日~4月17日の重要文書

海外派遣のためのカンパのお願い

「将来を担う活動者・研究者」の育成にご協力をお願いします。

いつもピースデポへの温かいご支援をありがとうございます。

皆さまからのカンパによって、ピースデポの事業として「将来を担う活動者・研究者」を毎年海外に派遣することができています。今年は、一橋大学大学院で研究に励む傍ら、ジェンダーの視点から核兵器廃絶を目指す団体「GeNuine」の代表として、新しい切り口で核問題に取り組んでいる若手研究者・活動家の徳田悠希(とくだ ゆうき、写真)さんを、4~5月にニューヨークで開かれる「2026年NPT(核不拡散条約)再検討会議」に派遣したいと考えています。ぜひ、皆さまのご支援をお願いいたします。

現在、米ロが保有する核弾頭数は高止まりし、中国、インド、フランスが弾頭数を増やしています。こうした中で、世界のほとんどの国が参加するNPTは、「核兵器のない世界」へ向けて依拠すべき大切な条約です。この4~5月に開かれるNPT再検討会議は、核軍拡の流れに歯止めをかけ、少しでも核軍縮の方向へ流れを引き戻すための重要な場となります。この場にピースデポの支援で若手活動家・徳田悠希さんを派遣し、会議の動向をジェンダーの視点などから見ていただくとともに、世界各国のNGOとのネットワーク構築を担っていただくことは、次世代の核廃絶運動を多角化させるうえで極めて有意義な契機になると考えています。

近年、円安や燃油価格の上昇により、航空券や滞在費の負担がいっそう重くなっています(例えば、東京-ニューヨークの航空運賃が乗り継ぎ便で約2030万円、宿泊費が4泊で約1620万円)。一方で、会員の高齢化などにより退会者が増え、ピースデポは財政的に厳しい状況にあります

ぜひこうした状況と目的の趣旨をおくみとりいただき、カンパをお願いいたします。

目標金額:40万円
郵便振替 00250-1-41182 「特定非営利活動法人ピースデポ」
横浜銀行 日吉支店 (普通) 1561710 「特定非営利活動法人ピースデポ」

徳田悠希さんプロフィール
2001年東京都出身。中学時代に修学旅行で訪れた広島で被爆者と出会い、核兵器問題に関心を持ち、大学進学後、「議員ウォッチ」や「KNOW NUKES TOKYO」等の活動に参画。核兵器禁止条約の第1回締約国会議への参加をきっかけに、20234月、ジェンダーの視点から核兵器廃絶を目指す団体「GeNuine」を設立し、代表を務める。一橋大学法学研究科博士後期課程在学。

徳田さんからのメッセージ
この度、NPO法人ピースデポの特派員としてNPT再検討会議に派遣していただくことになりました、徳田悠希です。
戦争が身近なものとなり、核軍拡へと転じる雰囲気すらあります。その中で、NPTが核軍縮・不拡散の礎石であり続けるためには何が必要なのか、しっかり学び、みなさんと考え続けていきたいと思います。
現地では、会議傍聴に加え、日本被団協の原爆展のお手伝いや、ネットワークの拡大に努めます。
今回いただいた機会から多くを学び、レポートを通して皆さんへとお届けします。ご支援、どうぞよろしくお願いいたします。