日誌核・ミサイル/沖縄(17年1月6日~1月20日)

公開日:2017.07.13

CNN=ケーブルニュースネットワーク/DPRK= 朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)/THAAD= 高高度防衛ミサイル

●1月6日 米フロリダ州フォートローダーデール空港でイラク帰還兵の男が銃を乱射し5人死亡。
●1月9日 クオモ米ニューヨーク州知事、ニューヨーク市近郊の原発2基を2021年までに閉鎖と発表。
●1月9日 パキスタン軍、核搭載可能な巡航ミサイルの潜水艦からの発射に初めて成功したと発表。
●1月10日 秋葉前広島市長がトランプ次期米大統領に北東アジア非核兵器地帯創設や被爆者との面会を求める書簡を送付。
●1月11日 バイデン米副大統領、昨年予定分に加え約500発の核弾頭を一方的に退役させたと述べる。
●1月11日 韓国防衛白書の2016年版が発刊。同白書はDPRKが核兵器10発分のプルトニウムを保有と推定。
●1月11日 2025年までの脱原発を定めた電気事業法改正案が台湾国会で可決・成立。
●1月12日 米軍が海上配備型Xバンドレーダーをハワイ北西約3,000kmに無期限で配備したとCNNが報道。
●1月13日 稲田防衛大臣がグアムの米アンダーセン空軍基地でTHAADを視察し、DPRK対応として導入を示唆。
●1月15日 トランプ次期米大統領、ロシアが核兵器削減に合意すれば対ロ経済制裁を解除すると英タイムズ紙に語る。
●1月16日付 政府、戦闘機向け次世代ミサイルの日英共同研究を2017年度に完了させる方針を固める。
●1月17日 防衛省、自衛隊が24日から1か月、タイでの多国間合同軍事演習に参加し安保法制下の新任務の訓練を行うと発表。
●1月18日 習・中国国家主席、ジュネーブ国連欧州本部での演説で核兵器の禁止と廃棄を呼びかけ。
●1月19日付 東芝の米原発事業の損失が原発工事コストの上昇を理由に最大7,000億円に上る可能性が明らかに。
●1月19日付 自衛隊の中古防衛装備品を発展途上国に無償貸与・譲与する関連法が20日からの通常国会に提出されると報道。
●1月20日 ドナルド・トランプ氏が米大統領に就任。
●1月20日 韓米日のイージス艦がミサイル探知追跡訓練を実施(22日まで)。
●1月20日 福井県の関電高浜原発で、工事用クレーンが強風のため核燃料保管建物に倒れかかる。放射線漏れはない模様。
●1月20日 ロシア海軍のミサイル駆逐艦と補給艦が、22~23日に実施される海自との捜索・救難共同訓練のため舞鶴港に寄港。
●1月20日 防衛省統合幕僚監部、陸海空自が23日から4日間、市ヶ谷防衛省内で台湾有事を想定した図上演習を行うと発表。

沖縄

●1月6日 在沖海兵隊、MV22オスプレイ空中給油訓練を再開。12月13日の墜落から3週間。詳細な事故調査続く中での強行。
●1月7日 辺野古新基地建設、約7か月ぶりに海上工事再開。キャンプ・シュワブ沿岸部にフロートを設置。
●1月9日 MVオスプレイ通過時、沖縄高専屋上で101dbの騒音測定。低周波音も心理的・物的影響の基準値上回る。
●1月10日 米軍伊江島補助飛行場にてパラシュート降下訓練中の米陸軍兵、提供施設外に着地。農作物や人的被害はなし。
●1月12日 沖縄市民連絡会、北部訓練場ヘリパッド工事現場への派遣機動隊に関する「県予算支出は違法」と住民訴訟を提起。
●1月12日 米空軍、うるま市津堅島訓練場水域でパラシュート降下訓練を実施。兵士及び物資を投下。事前通告なし。
●1月13日 県、辺野古埋立て承認「撤回」を検討。最高裁敗訴受け、対抗策の検討急ぐ。
●1月13日 米軍、うるま市で12日に実施したパラシュート降下訓練を「13・14日」と誤通知。訓練実施後に訂正。
●1月15日 宮古島市長選告示。陸自配備計画是非、経済活性化など争点に。自民・「オール沖縄」候補割れ4名が立候補。
●1月16日 日米地位協定の米軍属適用範囲明確化に関し、日米両政府が「補足協定」締結。岸田外相・ケネディ駐日大使が署名。
●1月16日 沖縄平和運動センター山城議長の釈放を求め緊急抗議行動。辺野古での抗議行動巡り逮捕・起訴され、約3か月間勾留。
●1月17日 佐喜真宜野湾市長、夜間騒音で沖縄防衛局に抗議。12~14日、CH53ヘリの異常音など市民からの苦情が増加。
●1月18日 沖縄防衛局、沖縄県政記者クラブ加盟14社に対し、辺野古臨時制限区域に「許可なき立ち入り」せぬよう申し入れ。
●1月19日 嘉手納基地所属F15戦闘機が同基地に緊急着陸。後部排気口カバーの一部がはがれた状態。
●1月20日 安倍首相、施政方針演説。北部訓練場一部返還などで負担軽減アピール。辺野古新基地建設は「最高裁の判決に従い、推進」と明言。
●1月20日 沖縄防衛局、県の「事前協議」要求に対し辺野古工事に関する説明文書送付。防衛局側は昨年末に「協議終了」と認識。
●1月20日 牧港補給地区周辺で捕獲のハブからPCB・DDT類を検出。底質調査では鉛も。浦添市が昨年調査を実施。