<資料>OEWG報告書(抜粋訳)

公開日:2016.12.19

2016年8月19日
A/AC.286/CRP.3(口頭修正版)

67.作業部会は、総会に対して、すべての加盟国に開かれ、国際機関並びに市民社会が参加し貢献する、第34節に概説されたような、核兵器を禁止しそれらの全面的廃棄に導く法的拘束力のある文書を交渉するための会議を2017年に開催するよう、幅広い支持のもとに4勧告した。作業部会は、他の国々5は前記勧告に同意せず、多国間核軍縮交渉の前進のためのいかなるプロセスも、国家的、国際的及び集団的な安全保障上の懸念を考慮しなければならないことを勧告し、40節及び41節で合意されることなく概説された、多国間核軍縮交渉を前進させるための、並行的及び同時的な、効果的法的措置及び非法的措置の追求を支持したことを認識した。作業部会はさらに、他のアプローチに関する見解が表明されたことを認識した。

原注:
4 本勧告を支持した国は、アフリカ・グループ(54か国)、東南アジア諸国連合(10か国)、及びラテンアメリカ・カリブ諸国共同体(33か国)、並びにアジア、太平洋及び欧州のいくつかの国などからなる。
5 本勧告を支持した国は、前(漸)進的アプローチを推奨した24か国などからなる。

(訳:ピースデポ)