核兵器・核実験モニター バックナンバー

518号(2017年4月15日号)

公開日:2017.04.11

  • 【核兵器禁止条約交渉3月会期】 浮かび上がる条約の輪郭 
  • 「禁止先行」を想定し議論 議長「7月に成案採択を」
  • 「核兵器を禁止し完全廃棄に導く法的拘束力のある文書を交渉する国連会議」(以下「交渉会議」)の前半の会期が3月27~31日、ニューヨークの国連本部で開催された。初日に日本政府が議場内、米英仏などが議場外で法的禁止への反対を表明したが、会議は、禁止条約を生み出そうという熱気に終始、包まれていた。具体的な議論が活発に行われ、議長が交渉会議閉幕時の7月7日に条約成案を採択することを明言して会期は終了した。
  • 【ピースデポ第18回総会記念講演会・抄録(2)】
    • いかなる「禁止条約」を構想するか
    • ―「核軍縮枠組み条約」と北東アジアの非核化 
      • 田巻 一彦(ピースデポ代表)
  • 【連載】いま語る― 71 難民の女性が平和構築のカギを握る
    • 根本 かおるさん(国際連合広報センター所長)
  • 【日誌】 核・ミサイル/沖縄(17年3月21日~4月5日)

くわしく

517号(2017年4月1日号)

公開日:2017.04.07

  • 【姿を現した「トランプ軍拡」路線】  国防予算を10パーセント増、同盟国には防衛負担増要求
  • トランプ米大統領は2月28日の両院議会演説で「歴史的な国防予算の増額」を宣言し、 3月16日には国防予算を10%増額するとの18会計年「予算方針」を提示した。大統領 はこの軍拡予算を背景に、同盟国への防衛費負担増の圧力を強めている。「アメリカ 第一」を標榜するトランプ路線は、同盟国のみならず「敵対国」をも巻き込んだ軍拡の 嵐を巻き起こそうとしている。安倍政権はこの路線を歓迎し、「防衛費GDP1%枠」を 公然と捨て去って積極的に一端を担うことを示唆した。地域の軍拡と相互不信を増幅 するこの愚行を止めるのは日本市民の役目だ。
  • <資料>トランプ大統領の両院合同議会演説(抜粋訳)
  • 【コラム:防衛費を考える(1)】 「後年度負担」によって膨らむ「実質物件費」
  • 【ピースデポ第18回総会記念講演会・抄録(1)】    「北朝鮮核開発の現状と非核化の課題 ――発想を変え、ロードマップを描くとき」             石坂浩一(立教大学准教授)
  • 【日誌】核・ミサイル/沖縄(17年3月6日~3月20日)

くわしく

516号 (2017年3月15日)

公開日:2017.03.31

  • 【核禁止交渉会議、今月末に開会へ】 「持たざる小国」による「変化」への挑戦
  • 国連総会決議71/258を受けた「核兵器を禁止し完全廃棄に導く法的拘束力のある 文書を交渉する国連会議」(以下「交渉会議」)が、今月27日からニューヨークの国連 本部で始まる。去る2月16日、この交渉会議の運営を議論する「組織会合」が同地で 開催され、議題と3月会期の議事日程、NGO参加のあり方などの輪郭が明らかになっ た。核廃絶へ「変化を起こす」(アイルランド)ための一歩が、いよいよ踏み出されよう としている。    

  • <資料1>交渉会議組織会合におけるアイルランドの声明(全訳)

  • <資料2>交渉会議議題一覧    

  • <資料3>暫定日程表(3月会期)

  • 【私たちはどこにいるのか】
  • 3つの視点から「禁止条約交渉」開始の画期をとらえる
  • 主筆 梅林宏道
  • 【戦争を欲する「軍産学複合体」を作らせない】
  • 武器開発と輸出に市民の監視を
  • 武器輸出反対ネットワーク(NAJAT)代表 杉原浩司
  • 【日誌】核・ミサイル/沖縄(17年2月21日~3月5日)

くわしく

514-5号(2017年3月1日)

公開日:2017.03.01

  • 【米トランプ政権発足】世界秩序を語らぬトランプ、対照的な習近平  米「核態勢の見直し」に着手   
  • 1月20日、ドナルド・トランプ氏が米国の新大統領に就任した。その就任演説は新大統領の「米国第一」の主張のみが突出した内容に終始し、世界との関係をほとんど語らなかった。その2日前、ジュネーブの国連欧州本部で中国の習近平国家主席が長い演説を行った。そこで強調されたのは、「主権平等」の原理に基づく世界秩序の構築であった。一方、トランプ大統領は1月27日に発した「軍再建覚書」で、「力による平和を追求する」という目的のもとで「核態勢見直し」や「弾道ミサイル防衛見直し」を国防長官らに指示した。    
  • <資料1> 国連欧州本部での演説「ともに人類の未来をわかちあう共同体を築く」(17年1月18日、習近平)(抜粋訳)    
  • <資料2> 合衆国軍の再建に関わる大統領覚書(17年1月27日、ドナルド・J・トランプ)(全訳)
  • 【オバマ前政権の遺産】オバマ政権、2016年に核兵器553発を一方的に削減 ――透明性増大に一定の意義    <資料> 核安全保障に関するバイデン米副大統領(当時)演説(抜粋訳)
  • 【コラム】真夜中まで2分半――「終末時計」2017
  • 【連載「いま語る」70】「東京のどまんなかで平和を考える」      伊藤 剛さん(株式会社アソボット代表取締役)
  • 【日誌】核・ミサイル/沖縄(17年1月21日~2月20日)

くわしく

513号(2017年2月1日)

公開日:2017.02.01

  • 【核兵器禁止交渉への提案】「枠組み条約」で核保有国・依存国の参加を促す   
  • 2017年に核兵器禁止条約の交渉を開始するという歴史的決議「多国間核軍縮交渉を前進させる」(A/RES/71/258)が16年12月23日、国連総会で採択された。この決議に基づいて、3月下旬、禁止条約交渉のための会議がニューヨークの国連本部で始まる。しかし決議は、交渉に付されるべき条約案の内容に詳細には踏み込んでいない。条約にどのような要素がいかなる構造をもって 含まれるべきかを検討し、核保有国や依存国の段階的参加を促しうる「枠組み条約」の素案を示したい。
  • 【資料】「イラン核合意の継続を」科学者たちからドナルド・トランプ氏への書簡
  • 【資料】「若者による核兵器のない世界を求める声明と提言」(2016年12月11日、長崎)    
  • 第26回国連軍縮会議(共催:外務省、国連)のプレイベント「ユース非核フォーラム」で発表 された、被爆の実相の継承を担う国内外の若者たちからのメッセージ。禁止条約交渉の開始も強く意識した内容となっている。
  • 【特別連載エッセー「被爆地の一角から」100(最終回)】「エッセーの舞台裏」 土山 秀夫   
  • ◇◆土山さんのエッセー「被爆地の一角から」の連載が、今号をもって一区切りとなります。11年あまりにわたり、反核平和の思想と実践についての深い示唆に富んだご寄稿をいただきました。編集部一同、心より感謝を申し上げます。◆◇
  • 【日誌】核・ミサイル/沖縄(17年1月6日~1月20日)

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